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宿直室で2

 くちゃっ!くちゃっ!と粘液質の水音と、か細いあえぎ声、荒々しい息遣い。
 体育館倉庫にねっとりと湿った淫らな空気が満ちていた。
「あぅ…んっ!…あっ」
 女生徒が中年の男性教諭に組み敷かれている。
 女生徒--佐藤樹理--は打ち付けられる腰に押し出されるように、
リズムをつけて小さく喘ぐ。
 教諭--松葉--はその様子を腰を繰りながら、ニヤニヤと眺めていた。
「ずいぶん気分が出てきたじゃねぇか?ええ?気持ちいいか?あ?」
「う、あの……きもち、いいかは……わからない、です」
 返ってくるとは思っていなかった返事が返ってきて、松葉は驚き、
抵抗する事なく体を揺らされている佐藤を見下ろした。

「……?」
 佐藤は不思議そうに見つめ返してくる。
 おかしな女だ、という印象を強くした。
 普通とは違う、いわゆる天然と呼ばれる個性を持っているのは松葉も感じていたが、
想像していたよりも常人とは違う思考回路を持っているのかもしれない。
 押し倒し、唇を吸い、服を剥ぎ取った時点では抵抗する素振りを見せていたが、
今は暴れてなんとか逃げ出そうとするでもなく、諦め心を閉ざしてぐったりと身を
投げ出す訳でもなく、ぼんやりと現状を受け入れているように見える。
 松葉とて女を無理やり組み敷くのはこれが初めてだが、犯されている、とは思え
ない、らしくない態度だと感じた。
 気づけば自分の腕に手を置き縋っているようにも見える。
 まあ、暴れたり、大声を上げられないのは結構だ。
 と、松葉は思考を止めると、腰の動きを強くした。
 瑞々しい粘膜の感触、締め付けは勿論の事、佐藤の腰は肉付きのせいか、
付きこんだ時にふわりと受け止めてくれる柔らかな感触で非常に抱き心地が良かった。
 いわゆる名器、というやつだろう。
 だましだまし、味わっていたが、下半身から際限なく流れ込んでくる快感に、
次第に腰の動きが乱雑になる。強く擦りあわされた結合部の水音が大きくなった。
「うあっ!?」
 破瓜を迎えたばかりの佐藤はその動きに悲鳴を上げた。
 その悲鳴と同時に佐藤の体が強張り、その蜜壷もぐいと松葉のものを締め付けた。
「くっ!…まったく、いいもの持ってるよ、お前は!」
 込みあがってきた射精の衝動をなんとか逃すと、極上の感触をさらに味わう為、
欲望を深く付きこんだ後、腰を円を書くようにして動かし佐藤の秘唇をこねた。
「ひぁっ!せっ、せんせぇ!それ!そ、い!痛いよぅ!」
 その動きにまた佐藤が悲鳴を上げ、仰け反る。
 抜き差しされるより掻き回される方が辛いらしい。
「ちっ」
 佐藤の秘所からの出血が酷くなった気がしたので、腰の動きを切り替える。
 それは佐藤の体を気遣ったものではなかったはずだった。
 最後まで大人しくしていてくれた方ば面倒が無い、そういった自分本位の行動であった。
「ありがとう、ございます……」
 そのはずなのに、佐藤は松葉の目を見ながら礼を言う。僅かに笑顔さえも見せた。
 松葉はその様子に、強姦中に抱く感情としては不似合いな、
愛しさにも似た感情を覚えた。
 その感情が禁忌のもののように思え、松葉を強く顔を振ると射精する為の動きを開始した。
 早く終わらせなければならない気がしたのだ。
 深く突き入れ、奥で細かに素早く動かす。
 狭くなっている佐藤の膣壁に亀頭が擦れ、射精の予感が腰に集まってくる。
 佐藤は、一心不乱に自分を突き上げ快感に歪む松葉の顔を、目元を上気させ、
体を揺さぶられるに合わせて吐息を漏らしながら、じっと眺めている。
「中に、出すぞ!」
 これまでとは違い、この松葉の宣言は佐藤からの返事を求めていたのかもしれない。
 いや、止めてと、佐藤に行為を否定させ、己が強姦者だと思い知らせて
欲しかったのかもしれない。
 自分の中に望まぬ命が宿るかもしれない。
 松葉には想像することしかできないが、これは女にとって恐怖であるはずだ。
 だが、佐藤は
「……はい」
 それを受け入れた。
「!?」
 肯定の一言が引き金だったかのように、松葉の快感が弾けた。
 ぐっと一物が大きく膨れた感覚。その一瞬の後、佐藤の胎の中に強く射精した。
「ぅあ……」
 初めてとはいえ、自分の体に精が注がれているのは察しているのだろう。
 佐藤は恍惚とも、諦観とも取れる溜息と共に目を閉じた。
 その佐藤を見下ろしながら、松葉はドクドクとかつて無いほどの勢いで放たれる射精の
感覚に酔っていた。
 目の前の、全身を汗で濡らし、息を荒げて体を開いている佐藤を見下ろしていると、
いくらでも出せそうな錯覚に陥る。
 射精はこれまでの松葉の記憶に無いほど、長く続いた。
 
 
 やや、硬度を失った陰茎を佐藤から抜き取る。
 佐藤はぐったりとマットに横になったままだ。
 佐藤の息は乱れ、強く揉みしだかれた胸は赤く手形が付き、肌は汗に濡れ、
股間からは鮮血交じりの濃い精液が滲み出し、流れて、マットに染みを作っていた。
 松葉はその扇情的な光景にしばらく見入っていたが、佐藤がわずかに身じろぎをしたの
のを切欠に、これからやるべき事を思い出した。
 上着のポケットから携帯電話を取り出し、成れない手付きでデジカメ機能を立ち上げる。
 そして、充血し腫れ上がった股間から流れる精液と、上気した顔を画面の中央に捉えると
シャッターを切った。
 松葉の携帯に初めて保存された画像は、自分が犯した教え子を捉えたものになった。
「おい、佐藤」
「は…い」
 まだぼんやりとしている佐藤に保存した画像を見せてやる。
「いいか、この写真をばら撒かれたくなかったら、今日の事は誰にも話すんじゃないぞ」
「わかり、ました……」
 松葉はこれまでの佐藤の様子から、拒絶の返事が返ってくるとは思っていなかったが、
果たしてその通りであった。
 では、引き上げだ。
 松葉は自分の精液と佐藤の破瓜の血で汚れている一物をスポーツタオルでざっと拭いてから
トランクスの中に押し込むとズボンを穿きなおす。
 直ぐにこの場から立ち去らなければならない。
 松葉は原因の解らぬ、強迫観念のようなものに突き動かされていた。
 佐藤に背を向け、倉庫の引き戸に手を掛けると、
「あの、せんせぇ…」
佐藤が呼びかけてきた。
「なんだ?」
 松葉が振り返ると、佐藤が半身を起こした所だった。
「ええっと……」
 佐藤はそのまま体を捻り、四つん這いになった。
 松葉に向けて突き出された尻の中央には、未だに精液を垂れ流し、真っ赤に充血した女陰がある。
 ごくり、と松葉の喉が鳴った。
「もう一回、お願いできませんか?」


「ううぅん!!」
 佐藤--樹理--は2ヶ月前と比べると遠慮なく声を出すようになった。
 あの日と同じ体位で繋がっている為、ふと思い出してしまう。
 息を荒げ、日に日に滑らかで淫らになる樹理の尻を跡がつくほど強く揉みしだきながら、
松葉は思った事を口に出した。
「樹理よぉ」
「なんです?」
「初めての時、大して抵抗しなかったよな?なんでだ?」
 僅かな沈黙の後、少し恥ずかしげに樹理が答えた。
「これだ、って思ったから、かなぁ?」
「これだ?」
「うん、私、結構もてるんだよ?」
「??」
 樹理の話はたまに奇妙な方に飛んで付いていけない。
「で、告白もよくされるんですよ~」
「ほぉ……」
 松葉は、何かもやもやとしたものが腹に貯まる感触を覚えた。
「でも、なんだろう…上手く表現できないんですけど~、みんなピンとこないんですよ」
 そう言いながら、樹理は動きが疎かになっている松葉を促すように腹を波打たせた。
「自分でもなんだか、よく解らなかったんですけど、あの日…」
 くすっと樹理が笑う。
「『お前を犯す』ってせんせぇに言われた時、あ、これかもって、思ったんですよぉ」
「はぁ?犯すって言われてその気になったってことか?」
「そういう事になりますかねぇ?」
 好きものだと、「こっちの」才能があるのだと、この2ヶ月で十分解っていたつもりだったが、
まさか犯される前からだとは思っていなかった。
「殺し文句ってやつですね~きっと。身悶えして、キュンキュンきちゃいましたよぉ」
「体くねらせてたのは抵抗してたんじゃなかったのか……本当にお前変態だな」
 樹理の動きにつられ、蜜壷を捏ねるのを再開する。
「初めて犯した相手が変態で良かったね、せんせぇ?私じゃなかったら大変な事になってたよぉ?」
「否定しないんだな…」
「だってぇ、外でしたり、トイレでしたり、縛られたり、おしっこさせられたり…色々やったけど、
全部楽しかったからねぇ……私、こういう子なんだなって流石に解りましたよぉ」
 樹理は屈託無く笑う。
 確かに樹理で良かったと思う。自分の人生の中で一番の僥倖だ。
「もう、やりたい事はやりつくしたか?」
 ぐっと亀頭を腹側に押し付けるようにして、抜き差しする。
「あっ、あっ、これ気持ちぃ~…そう、ですねぇ…」
 しばらく、黙って松葉の腰の律動を受け止めていたが、ふっと勢よく振り向いた。
「3P!」
「あ?」
「女二人とせんせぇでシてみたいなぁ」
 佐藤の目が輝いている。
「それは難しいんじゃないかぁ?お前みたいな変態が、校内にもう一人いるとは思えんぞ」
「だれもウチの生徒から、って言ってないのにぃ~やっぱり、せんせぇ私達ぐらいの歳の子が好き?」
「……2ヶ月前まではどっちでも良かったんだがな」
 腰の動きはそのままに、掌で樹理の背中をゆっくりと撫でた。
「お前を抱いてから、そうなっちまったなぁ」
 樹理はくすぐったそうに、笑う。
「お上手ですねぇ、せんせぇ?」
 酷く恥ずかしい失言をした気になってきた松葉は、腰を強く繰り出し、亀頭を樹理の子宮口に押し付けた。
 捏ねられ続けたそこは、口が開き、注いでくれと催促しているようだ。
「ううんっ!もしかして恥ずかしがってます?」
「うるさい!ちゃんとピルは飲んでるんだろうな?」
 僅かに赤くなった顔を見せないように、背中に圧し掛かりながら問う。
「はい、大丈夫ですよぉ、この2ヶ月欠かしてしませんから~うあぁ……っ!」
 松葉は我慢せず、注いだ。
 
 

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